#005 アドラー心理学とシン・ゴジラへの批評
皆さん、こんにちは!
演劇カウンセラーの浅野です。
唐突なのですが、この前「シン・ゴジラ」を見てきました!
ストーリー、演出、音楽、特撮、役者、どれをとっても素晴らしく
特撮好きの自分としてはもう途中から涙が止まらないくらい感動してしまいました!
怪獣映画見たことある方ない方、ぜひ一度劇場で見てみてください!
さてそんな「シン・ゴジラ」なんですがいろんな意見・批評が溢れています。
■いろいろな主張
自分が見て来た意見は概ね好意的な意見が多かったですが中には
「登場人物の描写不足」や「偏った思想が映画に出ているのでは?」
といった否定的な意見もありました。
人間の感性は様々ですから意見や主張も多種多様で然るべきなのでしょう。
■否定的な意見や批判
しかしながら皆さんは好きなものを否定されたり批判されたりすると
怒りを覚えることがありませんか?
その意見が苛烈だったり、または自分には思いもよらないようなものだったりすると
猶更その傾向が強まるでしょう。
そしてその意見は間違っている!だから打ち勝たなけらばならない!と
勝ち負けを争ってしまうかもしれません。
しかしそうなってしまうとその意見を屈服させるまで争いは続くでしょう。
そして仮に勝ったとしても、相手は復讐に走ってしまうかもしれません。
■アドラー的な受け止め方
ではアドラー的観点で見てみましょう。
まずあなたが自分は正しい!相手は間違っている!
そのように考えてしまっている時点で相手との争いに足を踏み入いるのです。
すなわち勝ち負けにこだわってしまっている。
そうなってしまうと正しい選択ができなくなったり怒りにのまれて相手の人格攻撃などに走ってしまうかもしれません。
そうではなく
あなたが正しいと思ったのなら他の人の意見がどうあれ、そこで完結すべき話なのです
相手との争いから降りることは「負け」ではなく
むしろ相手よりも前に進んでいるのです。
そうすることにより「怒り」というツールを使うことなく有用なコミュニケーションをとることができるようになります。
アドラー心理学ではこのようにして相手との争いよりも
自分がいかに前に進んでいこうとするかに価値があると考えています。
皆さんも自分が毎日1歩でも0.1歩でも前に進んでいけるようて見てください!
そしてシン・ゴジラも観てください!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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