004 アドラー心理学とキャラクター
こんにちは!
演劇カウンセラーの浅野です。
今回は舞台などのキャラクターの見方についてお話していきたいと思います。
■キャラクターの行動
物語の中でキャラクターたちは様々な行動をとります。
そしてその行動は様々な影響を与え合いながら物語を動かしていきます。
しかし皆さんは物語を見ていて、なぜこのキャラはこんな行動をとるのだろうと
思ってしまうことはないですか?
例えば、浮気をするや家に引きこもってしまうといった物語の流れ的に必要でも
人によっては不快に感じる行動をとるキャラクターもいるでしょう
■原因論でのとらえ方
人は過去のここに原因がある、だからそうなったという
「原因論」で物事を考えがちです。
自分がみた舞台を例に挙げると
浮気をした原因は多くの人たちから愛されたかったから
引きこもった原因は両親に対する反抗
でした。
この見方だとネガティブな情報になりがちで
キャラクターたちに共感が持ちにくいかもしれません。
ではアドラー心理学的観点の見方だとどうでしょう?
■目的論での見方
アドラー心理学における見方だと「目的論」になります。
人は皆、何かしらの目的に沿って生きているというのがアドラー心理学の考えです。
なので「目的論」とは本当はどうしたいのか?を考えるものです。
先ほどの例で考えると
浮気は自分という存在を多くの人に刻み付けて、
自分を覚えていてもらうという目的のため
引きこもりは家族でまた仲良く過ごしていきたかったという目的のため
どうでしょう?こう考えるとキャラクターたちにより共感が持てませんか?
■目的論は使おう!
目的論は非常にポジティブな考え方です。
それは自分がどうしたいのか何ができるのかを前提に考えていけるからです。
しかし人は潜在的に原因があって結果があるという因果で物事を考えがちです。
ですのでみなさんも是非目的論を使って身近な事柄から考えてみてください!
みなさんが少しでもうまくいく未来を想像し、行動に移せることを願ってます。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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003 アドラー心理学と舞台
こんにちは!
演劇カウンセラーの浅野です。
今回も前回に引き続きアドラー心理学的観点を交えて舞台について話していきます。
■面白い舞台とは?
皆さんは面白いと感じた舞台はありますか?
またその舞台を一つ上げるとしたらなんという舞台ですか?
この質問の答えは人によって変わり、多種多様な答えが返ってくるでしょう。
それは当然のことです。
何故ならば共感するポイント、感動するところは人によって違うのですから。
しかし答えには共通点があると思います。
それはどの舞台も前回話した、嫌われることを恐れずに自分の伝えたかったことを
貫いた舞台であることです。
自分はこれを伝えたい!という情熱を持ち続け、妥協せずにほかの製作者たちと
協力し作り上げた舞台。
それが人々の心に強く残るのではないでしょうか。
■補足
しかし、その舞台のテーマに合わない人を切り捨てようという考えの製作者は
ほとんどいないと思います。
合わない人にもどうにか楽しんでみてもらおうと演出を工夫したりするなどで
手を凝らします。
しかし自分の伝えたかったこと、やりたかったことを捻じ曲げることはしません。
それは自分の作りたかったものを作ることが最善であると信じているからです。
■アドラー心理学的観点
アドラー心理学的観点で見ると面白い舞台の製作者たちは
自分の領域と相手の領域の境界線を知っている人たちと言えます。
自分にできることは自分の信じる最善の道を選ぶこと。
その選択において他者がどういう評価を下すのかということは
他者の問題であって自分にはどうすることもできないもの。
これはアドラー心理学ならではの画期的な考え方です。
どこまでが自分の領域で、どこからが他者の領域なのかを冷静に線引きでき
他者の領域には踏み込まず、自分の領域には踏み込ませない。
そういった考えができ、自分のタスクを自由にこなせたから面白い舞台を作り上げる
ことができたといえるかもしれません。
皆さんも自分の領域と他人の領域を分けて考え、自分に重荷を背負わせず、
「自由」に生きれることを願ってます。
今回も最後まで読んていただきありがとうございました!
皆さんがやりたいことをやって生きていけることを願ってます。
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002 アドラー心理学と舞台
こんにちは!
演劇カウンセラーの浅野です。
今回は最近みた舞台をアドラー心理学的観点で話していきたいと思います。
■つまらないと感じてしまった作品の問題点
皆さん舞台を見てつまらないと感じてしまったことはありますか?
つまらないと感じてしまう理由の一つは
物語の脚本がめちゃくちゃでつまらない
といったものがあるのではないでしょうか?
■いまいちだと感じた作品の理由は?
物語の展開があっちこっちに飛んでしまい何を伝えたかったかわからない。
だからつまらないと感じてしまう。
では何故めちゃくちゃになってしまったのか?
普通の観点で考えるやりたいことを盛り込みすぎたからと考えられます。
ではアドラー心理学的観点で見るとどうでしょう?
■アドラー心理学で視点
それはその物語が「誰からも嫌われたくない他者承認が強すぎるから」と言えます。
その物語の著者はその物語が誰からも愛されるよう色んな要素を盛り込んで
誰がみても好まれるような物語にしたかったのでしょう。
しかしそれで本当に伝えたかったことが伝わらなくなってしまいます。
嫌われることを恐れず、他者から承認されないというリスクを負ってでも
自分の伝えたかった物語を貫く。
これは人の人生にも同じことが言えます。
嫌われる勇気をもって自分の生き方を貫く。
そうすることで自由な人生になる。
これはアドラーの教えの一つです。
皆さんも他者から嫌われることを恐れず自分がどうあるかを貫き通してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんがやりたいことをやって生きていけることを願ってます。
次回は面白いと感じた舞台についてアドラー心理学的観点で話したいと思います。
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001 演劇カウンセラー 浅野 拓生
初めまして!
演劇カウンセラーの浅野拓生です!
ゆーりんプロで声優としても活動しています。
ラジオドラマや企業からの案件なども受けています。
渋谷ラジオtokyo
http://shibuyaradio.tokyo/index.php/shibuya-voice-theater/
現在、アドラー心理学コーチングを漫画専門家に活動をされている原田 裕士さんから教わって日夜実践中です。
■演劇とカウンセラーを目指した理由
今は舞台に立ったり、人の話を聞いたりすることを仕事にしていますが、高校生くらいまでは人と接することが怖かったです。
高校を卒業する頃に声優に憧れて学校に入り演劇のレッスンを受けました。
発声と滑舌が良くなり沢山の人と触れ合っていく中で、人に対して物怖じしなくなりました。
人の心理に興味を持ちカウンセリングスクールに通いました。
多くの縁があり、その中でアグレッシブに動いている原田さんと出会いアドラー心理学やコーチングを応用してコミュニケーションに取り入れています。
人と接する事が怖かった僕が、今は人と話すのが好きになりました。
だから「人はいつからでも変われる」と言う感覚を多くの人達に伝えていきたいと思います。
それが僕の想いです。
次回はアドラー心理学についてお伝えしようと思います。
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■原田さんのブログです。
是非読んでみて下さい!
初心者でもゼロから面白い漫画が描けちゃう方法